年金つれづれ日記帳

障害年金の申請手続きに関して その7

病歴・就労状況等申立書とは、病気を発症してから現在まで医療機関で、どのような治療を受けてきたのか。また、自覚症状の程度や日常生活状況など、ご自身の状態を申立てするための書類です。ほとんどの方は、書くことに苦労する書類のひとつです。まず、書く上で重要なのは、病歴・就労状況等申立書の左上に記載されている「記入する前にお読みください」を必ず確認することです。基本的にここに書かれてある注意事項に沿って記入することは、病歴・就労状況等申立書を作成する上で必須です。論点のずれた書き方をしないことと、取得した診断書との整合性にも気をつけて慎重に記入して下さい。診断書の内容と食い違うような書き方は、矛盾が生じてしまうので良くありません。私たちのオフィスに障害年金の申請手続きを依頼される方の主治医で(特に精神疾患の場合)、診断書を作成する前に患者の「病歴・就労状況等申立書」を読みたいと言って下さる方がいます。初めに「病歴・就労状況等申立書」を医師が読んで下さることで依頼者の日常生活状況や能力が正確に医師に伝わるので、とても効率的かつ的確であると思っています。

一覧を見る

PAGE TOP