うつ病
不眠と胃の不快感に耐えきれなくなり、内科を受診。睡眠導入剤を処方されたが、不規則に服用するようになる。その後、精神科を受診したが、不安定な精神状態だったため、通院することが出来なくなってしまった。しかし、このままでは、根本的な治療には至らないと感じて、再度精神科を受診。うつ病と診断される。病気を患ってから、他人に対しての恐怖心を拭い切れず、他人と接する事に過剰なまでの拒絶感を示すようになった。また自暴自棄になり、自分のことを欠陥品のように思い込むようになった。また、物事に対する興味を失い、集中力も欠け、常に不安な気持ちと喪失感に捉われてしまった。その後、転医したが、自己嫌悪と希死念慮に襲われる。朝、起きることが苦痛で、食事の準備をする意欲もなくなり、カップ麺やレトルト食品など偏食が多くなり、食生活も乱れた。自分でお湯を沸かして入浴することも出来ず、洗顔、歯磨き、部屋の片づけなど身辺を清潔に保つことも不可能だったため、常に不衛生な生活を強いられることになる。また、金銭を管理する能力も低下し、外出することに抵抗感があるため、買い物することも出来なくなってしまった。
初診日の証明に時間がかかった案件だったが、厚生年金保険法施行規則等の一部を改正する省令に基づき、申請手続きをおこなった。
障害基礎年金2級 決定
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社会保険労務士 小川芳弘
社会保険労務士 谷口拓也
